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【コラム】ICL vs コンタクトレンズ メリット・デメリット②

今回は、前回から3回に渡りお届けするICL vs コンタクトレンズ特集の2回目になります。
今回の内容は、ICL vs コンタクトレンズ~目に対する影響~です。

~ICLの目に対する影響~

~ICLの目に対する影響~

ICLは一度眼に挿入したら、余程のことがない限り取り出す必要はなく、日常の管理も不要なので非常に利便性が高く、快適ですが、一方で少ないですが目に対する影響もあります。

①手術時の痛み
痛みの感覚は人それぞれなので絶対痛くはない手術とは言い切れませんが、点眼麻酔をしているため、痛みはほとんどありません。ですが目の中にレンズを入れる際にぐっと押される感じ、圧迫感があります。身体の力を抜いてなるべくリラックスして受けていただくと痛みを感じにくいと言われています。

②術後感染症
ICLの感染症のリスクは約1/6000と非常に低い確率ではありますが、0ではありません。内眼手術なので手術前後の点眼薬や生活制限をしっかりと守る必要があります。手術前後の注意事項をしっかりと守ることで感染症のリスクを減らすことができます。

③ハロー・グレア
ハローとは光の周辺に輪が見える現象、グレアとはそこから光が拡散し滲んで見える現象です。特に、夜の街灯を見た時に見えることがあります。レーシックと比べてICLはハロー・グレアが少ないと言われていますが個人差があり、全く気にならないという人もいます。手術後1~3か月には脳が順応してくることもあり気にならなくなることが多いようです。

ICL vs コンタクトレンズ メリット・デメリット②の画像

~コンタクトレンズの目に対する影響~

~コンタクトレンズの目に対する影響~

コンタクトレンズは生活状況に応じて柔軟につけ外しをすることができますが、適切に使用、管理を行わないと目のトラブルが生じる可能性があります。

①角膜障害
コンタクトレンズを装用していると目が乾きやすくなり、またレンズを長時間装用することで角膜に負担が生じ、レンズの汚れなどによって角膜上皮に傷ができることがあります。痛みなどの自覚症状には注意が必要です。
また長年のレンズ装用による酸素不足により、角膜の内皮細胞が減少する恐れがあります。内皮細胞は再生しないので、細胞数がある程度以下に減少すると、角膜が混濁したりする障害を生じます。

②感染症
角膜上皮の傷から細菌やカビ、アカントアメーバなどが侵入して感染し、潰瘍を生じることがあります。治りにくく、治っても混濁や視力障害が残る場合もあるので、十分な注意が必要です。
日々のレンズの洗浄だけでなく、定期的なレンズケースの消毒や交換が重要になります。

③アレルギー
レンズの汚れや刺激によるアレルギーで、上まぶたの裏側にある結膜が炎症を起こして充血し、ぶつぶつした乳頭ができることがあります。

ICL vs コンタクトレンズ メリット・デメリット②の画像

前回もお話ししましたが、どちらの視力矯正方法を選択するかは、個人の生活状況や好みによって異なります。
医師からのアドバイスを受け、それぞれのメリットとデメリットを比較検討し、ご自身にとって最適な選択を行うことが重要になります。

ICLについて興味がありましたら、定期的に無料説明会を開催していますのでお気軽にお問合せください。

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