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【コラム】目薬は何滴入っているのですか?

感染予防や充血、炎症を抑えるためにICL手術の前後に目薬をさしていただきますが、「目薬は何滴入っているのですか?」、「目薬1本で何日分になるのですか?」とご質問をいただくことがあります。

ICL手術の前後に処方される目薬は1本5mL入っています。
目薬の1適量は、一般的に約30~50μL(0.03~0.05mL)になります。

※目薬の1適量ですが、薬液の性質(粘度や表面張力)、目薬の容器の先端の形状(中栓)、目薬のさし方などの要因によって左右されます。
容器を傾けて使用すると、表面張力は容器の点眼口の水平距離に比例するため、垂直方向にして滴下したときに比べて1適量が減少します。
また、粘性の高い薬液では、傾けて使用すると液が容器の先端に伝わり、1適量が増える場合があります。


目薬は何滴入っているのですか?についての画像

目薬は何滴入っているのですか?についての画像

1滴あたり50μL(0.05mL)とすると、1本5mLの目薬の場合、およそ100滴となります。

1本あたりおよそ100滴入っているとなると、何日分になるのか見てみましょう。
1日の点眼回数によって何日分になるのかは変わってきますので、今回は1日4回(両眼)のケースで見てみたいと思います。

1日4回を両眼にさす場合、1日の点眼回数の合計は8回になりますので、1日に8滴使用することになります。
このケースで1本あたり何日分になるのかの計算式は、
100滴 ÷ 8滴 = 12.5日
になります。

1本5mLの目薬を1日4回(両眼)使用すると、およそ12.5日分になります。

目薬が上手く目に入らなかった場合等は使用する滴数は増えますので、一概には言えませんが、参考程度の目安になるかと思います。

感染予防や充血、炎症を抑えるためには、ICL手術前後の点眼はとても大切になってきます。
毎日の点眼は大変ですが、忘れずにしっかり点眼しましょう。


目薬は何滴入っているのですか?についての画像

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