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【コラム】ドライアイとICLについて

目

ドライアイとICLについて

こんにちは。

前回はドライアイについての記事でしたが、当院を受診される方から

『ICLをしてドライアイは治りますか?』
『LASIKはドライアイになると聞いたのですがICLは大丈夫ですか?』

とご質問を多くいただくため、今回はドライアイとICLの関係についてお話ししていこうと思います。

LASIKとドライアイ

まずはLASIKとドライアイについてです。

LASIKではフラップ作製時に角膜を広範囲に切開し、角膜の知覚神経が切断されるため、ドライアイは必発です。

個人差はありますが、術後翌日~3か月くらいは続くことが多く、ドライアイ用の点眼薬が必要となります。症状は時間の経過と共に回復してきますが、この回復にも個人差があり、中には涙点プラグなどドライアイの加療が必要な場合もあります。

ICLとドライアイ

続いてICLとドライアイの関係についてです。

ICLの手術は切開創が3mmと、非常に小さな角膜切開で行うため、涙の分泌には影響ないとされています。

ただし、涙液の分泌が多くなるわけではありません。

コンタクトレンズが原因でドライアイを起こしている方はICL手術でドライアイの改善が期待されますが、もともとドライアイがある方はICL手術後もドライアイ治療が必要となる場合があります。

そのため、『コンタクトだと目が乾くけれど眼鏡だと良くなります』という方はICL手術によってドライアイが改善する可能性が高いです。

ドライアイの有無は手術後の見え方の質に大きく影響します。手術後のドライアイについて不安がある方は、ご来院時にお気軽にスタッフにご質問ください。

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