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【目にまつわる話】『虹彩』について

虹彩とは、目の構造の一部で、黒目(瞳孔)の周りの色がついている部分のことを指します。

虹彩の色は個人によって異なり、メラニン色素の量や分布によって決まります。
メラニン色素の量が多いほど、瞳の色は濃くなり、黒や茶色になります。一方、メラニン色素が少ないと、瞳の色は薄くなり、青やグレーになります。
また、メラニン色素は、有害な紫外線を吸収し、目を保護する働きを持っています。

【目にまつわる話】『虹彩』についての画像
【目にまつわる話】『虹彩』についての画像

虹彩の主な役割は、「瞳孔の大きさを調節すること」です。

  • ・明るい場所では虹彩が収縮して瞳孔を小さくし、入る光の量を減らします。
  • ・暗い場所では虹彩が広がって瞳孔を大きくし、より多くの光を取り込みます。

この働きによって、網膜への光の量をコントロールし、視界を快適に保っています。

虹彩は主に以下の2つの筋肉で構成されています。

  • ・瞳孔括約筋
    → 瞳孔を小さくする円形の筋肉。明るいときに働きます。
  • ・瞳孔散大筋
    → 瞳孔を大きくする放射状の筋肉。暗いときに働きます。

虹彩の模様は、指紋のように個人によって異なるため、個人認証システムなどに利用されることがあります。

虹彩は、目に入る光の量をコントロールするだけでなく、目の色を決定し、個人認証や紫外線対策にも役立つ重要な部分になります。

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